5年前のパリ シャルル・ド・ゴール空港

今から約5年前、正確には2011年の12月30日、パリ シャルル・ド・ゴール空港の様子。

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といってもこの時パリ市内は訪問しておらず、イタリアへ向かう際のトランジットに過ぎなかった。それでも、乗り継ぎの時間は結構あったので、せっかくだから空港だけでもパリの雰囲気を感じ取れたらいいなと思ってた。

 

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パリのilly。一杯飲んでおけばよかったとも思うけど、初めてパリの地に到着したばかりで興奮してたのでスルーしてしまった。

 

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クール・ビューティーだ!と軽く衝撃を受けた。イタリアとは、全然違うセンスだね。

 

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「ノスタルジックな近未来」的雰囲気とでも言ったらいいのか。ジャック・タチの「プレイタイム」を思い起こさせるなぁ…などと考えてた。そういえば、この頃はまだテロの脅威に震撼することもなかった。平和だったのだ。

 

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ベルギー発のオーガニックファストフード Exki。illy カフェもあった。しかしここでも店に入らず、ベンチで日本から持ってきたパンをかじってた。何をやっていたんだ、私は。あー、でもラデュレのショップでマカロン買ったな。スーベニールショップでエッフェル搭のキーホルダーも買った。

 

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…と、ぶらぶらしているうちに夜の帳が下りて、雰囲気がガラリと変わった。画面中央の掲示板にかすかにMilano Linateの文字が見える。ようやく搭乗時刻になると、眠気と疲労のため少々現実感を失いつつ、機体に乗り込んだ。年末の30日夜だったので、エールフランスの機内に乗客は数人しかいなかった。飛行機が飛び立つ時、パリ市内の煌めく夜景が目に飛び込んできた。あーなんて綺麗なんだろう。絶対、近いうちにパリに来よう、と誓った。そのあとの記憶がすっ飛んでいて、ミラノ到着の直前に、客室乗務員のお姉さんにシートベルトを締めるよう注意されて目が覚めた。機体はあっという間にミラノに着いた。どうでもいいが、リナーテ空港に着いた途端「なんて田舎くさいんだ…」とげんなりした。

この、夜のシャルル・ド・ゴールの様子と、そのあとのミラノへのフライトが、個人的にとても強烈な思い出になっている。

というのは、成田からパリへのフライトの最中、ほとんどの時間をミュージック・チャンネルの「ネバーエンディングストーリー」ばかりを繰り返し聴いていた。何度聴いても、飽きるということがなかったのだ。それで、自分の中では「ネバーエンディングストーリー」とシャルル・ド・ゴールの様子、エールフランスの機内から見たパリの夜景、が強力なセットになっていて、「ネバーエンディングストーリー」のメロディを思い出したり、曲を聴いたりすると、シャルル・ド・ゴールの光景や飛行機から見たパリの夜景が、オーバーラップするのである。

3年後にようやくパリを訪れることができたのだが、実際にパリの街を歩いたその時よりも、トランジットだけのこの時の方が自分的には強烈なパリの思い出になっているんだから、おかしなもんだ。