調布の魅力を高めよう!シリーズ(1)

便利だけど、人を惹きつける魅力がない。調布に移り住んで7年ほど経過し、近年再開発で変わりつつあるものの、その見解は変わらない。住人以外にとっても、調布の立ち位置などその程度のものだろう。

しかし、私は自ら進んでこの地を住処に選んだのだし、気に入ってるところも沢山ある。自分が住んでいる街を、もっと好きになりたい。だから、もっとよくなって欲しい。府中と調布の区別がつかない人たちに、調布のことを知ってもらいたいんだ!いや、別に知らなくてもいいけど。

多くの人にとってどうでもいいであろう、調布。でも、ここに住みたいと考えている人もいるだろう(一応京王線内では人気ですから)。私と同じ思いでいる住人もいるだろう。だから、弱小ブログではあるが、ひっそりと調布の魅力を叫んでみようと思う。

順番に説明していこう。調布のいいところ。

その1、文化的充実度。

調布はかつて日活撮影所があった経緯により、「映画の街」を標榜していて、毎年3月に「調布映画祭」が開催される。2017年までの映画祭では、多くの映画作品を無料で見ることができた。今年は一旦お休みして、来年からは違う形で開催するらしいので、もう無料上映会はないかもしれないのが残念だが…、もう一つ注目したいのが音楽系イベントの充実ぶりだ。

市内に著名な音楽家を多数輩出している桐朋学園があるので、演奏会など音楽系のイベントが何かと行われている。学校は仙川にあるが、調布のグリーンホールやたづくり(調布の市民ホールみたいな施設)でしょっちゅう桐朋学園関係のコンサートや演奏会をやっているので(無料または格安)、クラシック音楽に触れる機会が多い。こういった面からも、意外と文化的生活の充足度はなかなかのものだと言える。引越すときは考えていなかったけど、住んでいる自治体にどんな学校があるかというのは、住環境において重要な要素だなと思った。

その2、交通の便の良さ。

京王線特急で新宿まで15分は言わずもがな、バス網の発達が素晴らしい。北に中央線、南に小田急線が走っているのでどちらにもバスでアクセスできる。中央線は三鷹、吉祥寺、武蔵境、武蔵小金井まで、小田急線は成城学園前、狛江まで直通で行ける。時間はかかるけれども、東急線 二子玉川行きのバスもある。これは、私の母のような東京都シルバーパスの利用者にはすごくありがたいことなんだ。シルバーパスとバス網発達のおかげで、どこにでも気軽に、ほぼ無料でお出かけできる。調布に引っ越してから、母は吉祥寺を始めいろんな場所に出かけるようになった。

その3、自然環境の充実。

駅周辺は自然がほぼない状態だが、少し離れると桜並木が素晴らしく、鴨がのどかに泳ぐ野川が流れている。その向こうには里山風景が残っていて、その畑で採れる野菜もとても美味しい。さらにその北に、古刹深大寺と、美しいバラ園を擁する神代植物公園。自治体は異なるが、三鷹の国立天文台も近いし、広大な緑が広がる野川公園、武蔵野公園もバス1本で行ける。これがあるために、調布に住む価値があると言っても過言ではない。もっと踏み込むと、この自然環境の素晴らしさと都心へのアクセスの良さが合わさって、この街の価値を高めていると言える。

そういう意味では、調布は井の頭公園を擁する吉祥寺と、地理的条件は若干似ている。そりゃ、知名度やオシャレ度で吉祥寺に到底及ばないが、そんなことは別にいいんだ。以前吉祥寺の某カフェで居合わせた吉祥寺住人の常連さんに「これから電車で帰るんですかー?」と無邪気に言われてカチンときたけど、私は吉祥寺には住みたくないんだよ!吉祥寺は、遊びに行く場所なんだ!

で、オサレ度数は元から低い調布だが、近年の再開発でわずかながらマシになってきた。その一つが駅ビルのトリエ京王調布にできた成城石井内のグローサランド SEIJO ISHII STYLE DELI  & CAFE だ。成城石井なんて金太郎飴みたいに首都圏のどこにでもあって、今さら調布にできたところでそれが何だと思っていたが、成城石井において初出店となるグローサランドは注目要素である。

昨年秋の開業当初は混み混みですごかった。今でもランチタイムや週末は混んでるね。

何度か食事もしたんだけど、今日はバルネタを。ここで素晴らしいのが、アルコールが格安で飲めること。スタンディングなら、ビールもワインもスパークリングも、何と250円(税抜)!下のグラスはスパークリングで「ジャクリーヌブリュットロゼ」。おつまみセットは200円だ。そしてこの内容。生ハムうまい〜!全部でこの量、1人には多すぎる、多分2人でちょうどいいくらい。普通に飲み屋で飲む気がしなくなる。ちなみに、アルコールはテーブルに着席しても300円だ。50円しか違わないなら、座った方が、いいかもね…

そんな成城石井グローサランドの動きを考慮してか、パルコの地下も変わりつつある。調布においては高級寄りな食材を扱う北野フーズが最近リニューアルし、角打ちコーナーを作ったのだ。角打ちといっても、座れる。日本酒だけじゃなくて、400円で赤・白ワインも飲める。銘柄は店がチョイスした日替わりだから、日によっていろんなワインの出会いが楽しめるわけだ。

この時はスペインの白「ARTIGAZO シャルドネ 2016」を堪能した。しっかりしたボディで美味。ワンコイン以下でちょっとした気分転換ができるのがいい。欲をいえば、つまみがうずらの卵とミックスナッツしかないので…、チーズとかクラッカーくらい、追加してほしいなぁ。でも、この取り組み自体は素敵だと思うよ。

オサレ度はまだまだ低い調布であるが、逆に言えば不満はこの1点くらいだ。その点も、近年ちょっとずつよくはなってきているから、数年後には発展しているはず。せっかくだから、変わりゆく街の様子を記録しておきたいし、住人の一人として少しでも盛り上げていきたい。