東京は今死んでいる – 2020年6月9日

緊急事態宣言解除後の方が、ひどい。人がいるのに、街の雰囲気が暗い。東京は今死んでいる。外にいる人たちはこんなに暑いのに、ほぼ全員マスク姿。異常だと思います。この方たちは、30度超えても、35度になっても、うつろな目をしてマスク姿で出歩くのでしょうか。

毎日何かしら、気が滅入ることがある。

昨日は、うれしい出勤日(えっ!)だったのに、行きたかったお寿司屋さんの扉にマスク着用要請の貼紙が。先週はこんなのなかった。京橋の「海馬」も閉店しちゃったから、ランチに美味しいお寿司が食べられる店が、もうないよ。力が萎える。

何度か通っていた宝町方面のブラッスリーを覗いてみたら、次亜塩素酸で空間除菌しています、とのポスター。意味ないから!余計なことせんでええのに!なんでそんなことするん!(何故か似非関西弁)

せっかく、美味しいお店がたくさんある地域だったのに。今どうにか閉店を免れても、これじゃぁどんどんダメになっていくよ。

今日は、地元のスペイン料理店でランチしようと入ったら、アルコール消毒と検温をお願いします、だって。アルコール消毒はまだしも、検温!おまえもか!!先月行ったときは検温なんかしてなかったのに。当然、「なら結構です」ときっぱり断りましたけどね。近くの別のお店では普通に食事ができてホッとしたけど、ここもそのうち検温とか言いだしたら、もうランチできる店がどんどん減っちゃうじゃんよー。

サラリーマンにとってランチは元気の源、楽しみにしている気分転換の時間でもあるのに、検温なんて言われたら、血の気が引くほど不愉快だしおかげでめちゃくちゃテンションさがるよね。自分たちの存在、飲食店の存在を何だと思っているのでしょうか?もうそんなに客が信じられなくて、とにかく感染者出したくないってビビってるくらいなら、もう店たためばいいんだよ。

と、こんな風に親しんでいた存在が、どんどん別の世界に飛び去っていく。何か違う存在に変容していってる。

銀座に行けば、人出は増えたものの、おしゃれしてる人でもマスク姿なもんだから、絵にならない。暑いと口元からずらして顎に引っ掛けてるお姉さんとかいるけど、もうだらしなくてみっともないよ。全部外しちゃえば素敵なのに。

銀座三越と松屋はマスク着用必須で入口で店員が来店客に強制アルコール噴射、大勢の人が嬉々として(?)並んで両手を差し出して店に入っていく様が、気持ち悪い。

マスク、消毒液、検温、ビニールシート、ラテックス手袋、アクリル板、怪しい空間除菌、フェイスシールド、「滞在は60分を目安に」「入店は2名様まで」「飲食前後はマスク着用お願いします」等々のお知らせ。暑いのに、死んだような目をしてマスクをつけて歩く人々。

そら、こんなものがあふれていたら、街に活気がなくて当たり前。楽しくもないし、気持ちもはずまなくて当たり前。(はずむどころか沈む!)残念だが、これが今の東京の姿である。

緊急事態宣言中は、街が眠っていた。今は、街が死んでいるのである。

銀座三越 マスク着用ライオン

銀座三越前のライオン、5月30日撮影。マスクの写真なんか載せたくないけど、馬鹿さ加減を晒すため載せる。アホか。ちなみに同じ日、本店の日本橋三越前のライオンはノーマスクだったよ。さすがに由緒正しい本店では、こんなふざけたことできなかったわけだよね。

普通だった頃の東京を、思い出したい…。これは2018年GWの頃、東京ミッドタウン日比谷。

これは2018年の井の頭公園付近の写真。

ここは武蔵野公園。

最後のは、丁度2018年の今頃訪れた、白金の東京都庭園美術館。ここのカフェで、また優雅にお茶したいと思ってた。今、同じ時間はもう手に入らない。これからずっとそうかもしれない。

それでも、たとえ在宅勤務でも、明日も身だしなみを整えて、外出時はノーマスクで、胸をはって背筋を伸ばして歩きますよ。それが、この世界でアリンコ程度の存在のわたしでも発信できる、精一杯のメッセージなんだから。