5月5日、音楽の祭典 LA FOLLE JOURNEE TOKYO2018(ラ・フォル・ジュルネ)とHibiya Festivalで無料コンサートをはしごした記録。
前日 5月4日の様子
最初は京橋エドグランにて、ジャズとクラシックの融合的なユニット、m.s.tによる演奏。13:30スタート。
ドビュッシー「パスピエ」から始まり、ベートーベン 「悲愴」第2楽章、オリジナル曲「朝靄」、ビル・エヴァンス 「Waltz for Debby」などなど。
フルートの演奏が非常にアグレッシブで面白かった。こんなフルートもあるんだと。ピアノも相当アグレッシブ。クラシックなのにグルーヴ感があるってすごいな。フランス近代クラシックのエッセンスが詰まったオリジナル曲「夢」も過激で面白かったですよ。
次に、15:00からの演奏を目指して京橋から丸の内仲通り 国際ビル前を目指す。京橋から10分程度でたどり着いてびっくりした。塙美里(sax), 宮野志織(p)でサックスとピアノのコンビ。最初の曲がファリャのスペイン舞踏曲だった。これはそんなに有名じゃないけどいい曲だ、自分わりと好きだな。
このお二人は、他にも一緒に演奏することがある様子。
次に向かったのは東京ミッドタウン日比谷のステップ広場。仲通り国際ビル前からここまで、10分もかからなかったんじゃないか?丸の内と日比谷ってこんなに近かったんだ…
そこで聴いたのは、Hibiya Festivalのプログラムで、岡崎正典(sax) & ベースによるデュオのJazzライブ。16:30スタート。曲目はA列車で行こう、イパネマの娘、昔はよかったね(Things Ain’t What They Used to Be)、キャラバン、など。始終クールな印象でしたが、やはり日比谷の空に響き渡るサックスの音色がとびきりいかしてる。それにしても逆光で何も見えないじゃないか…。
最後は帝国ホテルロビーに移動して、大崎結真、岡田湊によるピアノ演奏。17:30開始までの空き時間、1Fと地下のショッピングモールを探検してみたが(こんな機会でもないとおおっぴらに入れないからね)、紀尾井町 ニューオータニ共通の退廃的かつ濃厚すぎる昭和感にびびる。ここは恐ろしい場所だ…
さておき、1階フロアにいても何も見えないので、2階バルコニーから鑑賞。
アンコールのあたりで、この階段を降りて左手に降りた。ほぼ人がいないノーマークなスポットがぽっかりとあり、ばっちり間近で見えたという….。アンコールはラフマニノフの「スラヴァ」。演奏中かなり入り込んで、クライマックスのあたりでは向こうの世界まで行ってしまったような表情まで、見えた。あれは、すごかった。
…その後またミッドタウンまで戻って、6FのQカフェでお茶。ロイヤルホスト系列の運営。カプチーノ550円、フルーツ添えのババ 600円 税込。カプチーノは昨日のザ・スピンドルの方がましだった。ババもまぁ普通…ですが、店内開放感があるので「使える店」としてのチョイスはありか。
そんなこんなでジャズ & クラシックてんこ盛りの1日が終わった。東京はGW中イヴェント目白押しで、旅行に行ってる場合じゃないんだよね(負け惜しみではなく)。
一部だけど開催時の様子。…って2017年じゃないか。
【開催レポ】ラ・フォル・ジュルネ2017丸の内エリアコンサートレポート!