九段下 Le Petit Tonneau(ル・プティ・トノー)で贅沢ランチ

九段下のビストロ、Le Petit Tonneau(ル・プティ・トノー)。ここは、やばい。素晴らしく、やばい。

でも、せっかく「パリの下町そのもの!」な店なのに(パリの下町には行ったことはない)、ランチが1,080円のエクスプレスメニューだとパスタやリゾットなのが残念だ。ビストロに来てイタリアンは食べたくないんだ。

フレンチらしいメインディッシュが選べる、上のランクだと1,900円(税込)。普段の昼飯にこの値段は….。でも、食うよ。食べたいんだよ、フレンチを!あたしはね、過去パリに行ったのに、フランス料理を一口も食べなかったんだ。アホか!だから今食うんだ!

価格内で、グラスワインが飲めるんだ。ジュースも選べるけどね、ワインに決まってるじゃん。プチ前菜はクスクスのサラダ。

メインは4種類から選べて、この日は若鶏のコンフィ 赤ワインソースとジャガイモのピュレ。この、直球の大衆フレンチ感がよい!あぁ、美味しいー。

コーヒーの味がアレなのも逆にフランスらしくて、まぁいいよ。

で、再び贅沢ランチしに来てしまった。この日のプチ前菜はジャガイモのポタージュ。しまった、メインの付け合わせもポテトのピュレだったな、と心の中でつぶやいたけど…。や、でも、これは美味しい。

メインは豚のソテー。ただの豚のソテーじゃないよ!びっくりするくらい美味しいんだ!すっごく柔らかくて、ジューシー!あぁ、信じられないくらい、美味しい。

メインがあまりに美味しかったので、勢い余って頼むつもりもなかったデザートを頼んでしまう。プラス300円。幾つか選べる中から、チョコレートムースにした。そしたらさ、これもすごいんだ。いかにも「パリの大衆食堂のデザート」的な、ちょっと荒けずりな感じがまた素晴らしい!計算され尽くしたような、絶妙な荒っぽさなんだ。中途半端なミニデザートとは次元が異なる、本気のクオリティ。でもって結構ボリューミー。

この感じは、何か懐かしい気がした。イタリアのトラットリアで、めちゃくちゃ美味しいパンナコッタを食べた時の感じに似ている。そう、あの感じなんだ。シンプルなのに、最高にうまい。

東京にフレンチレストランは数あれど、こうしたベタなビストロ料理を出す店は意外と少ない。パリでフレンチを食べていない自分が言うのも何だけど、ここは評判通り、本物の店だ。