武蔵野Love – Part 1

武蔵野が好きだ。「武蔵野コッツウォルズ」なんて英国のコッツウォルズとの共通点を標榜するプロジェクトがあるくらい、東京・武蔵野の風景はヨーロッパの風景に通じるものがある。そして、私が武蔵野を好きなのは、その風景が「大島弓子的」でもあるからなのだ。私が住んでいるのは彼女の作品で度々舞台となる吉祥寺ではないけれど、武蔵野の一角ではある。さわさわした雑木林の木々、緑滴る原っぱに、せせらぐ小川。それでいて都心へもほど近い。ずっとここで暮らしたい、と思ってる。

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草地の木陰を見れば、そこでみつあみと時夫が並んで昼寝をしているようだと思うし、原っぱを見ればここでチビ猫が走り回っていてもおかしくないと思うし、落ち葉が積もり積もる晩秋の森を歩けば、奥上くんと新潟教授が別れ話をしたのはこんな森だったんだろう、と想いを馳せる(この例えは「バナナブレッドのプディング」を読んだ人にしかわからないだろう)。

三鷹 国立天文台

三鷹 国立天文台、「アインシュタインの塔」へ続く道。歩道の両側は鬱蒼とした原生林。2015年4月29日撮影。かつて天文観測施設だったゴーチェ子午環室の付近に桜の木があったと思う。桜が咲く頃に来たいと思いつつ、果たせていない。なんとなく大島弓子というより宮沢賢治を連想させる場所。(ポランの広場 -> 天文->-> 星 -> …)

野川公園

武蔵野エリアで好きな公園のひとつ、野川公園。2015年4月23日撮影。元ゴルフコースだった地形を活かした緩やかな起伏が魅力的で、絵本の中の風景そのもの。これは何の花だかわからないけど、りんごの花に似た白い花。

東京 野川公園

これは多分2016年4月10日撮影。桜は散り始めていたが、桜の絨毯が綺麗だった。早春の柳の緑が揺れる様も素晴らしい。公園内にはその名の通り野川が流れていて、木道が敷かれた野草園もある。本当に清々しくていい場所。

武蔵野公園

武蔵野公園

野川公園に隣接する武蔵野公園。二つを合わせると広大な敷地。武蔵野公園の原っぱもとても気持ちのいい場所。野川公園・武蔵野公園へは京王線調布駅とJR武蔵小金井を結ぶバス路線で行ける。国立天文台前からもバスが出ている。

神代自然広場

2016年12月、神代植物公園にて。毎年年間パスポート買っていて何回も行ってる。花が咲かない時期は訪れる人も少ないが、そんな時でも何かしら発見がある。昔、やはり晩秋の頃に訪れた時に敷地内のひっそりとした池を見て、「つぐみの森(※)」で女生徒が入水自殺したのはきっとこんな池だったんだと勝手に妄想した。

(※)大島弓子の初期作品。

神代植物公園 自由広場の丘

最後にお気に入りの場所の一つ、神代植物公園に隣接する、自由広場内の小高い丘。調布体育館の屋根の上がそのまま芝生の丘になっている。結構傾斜がきつくて、雪が積もるとソリで滑れるくらい。犬も子供も大喜びで駆けめぐる。上からの眺めが最高。ここから見下ろす自由広場の森の光景が、それはそれは美しいのだ。