今から6年前の今頃、大晦日の日に、 ー現在2017年なので2011年ー イタリアのボローニャにいたんだ。
なんと12月20日くらいに突如行こうと決意して、チケットを取得し、10日ほどの間に支度をして、飛んでった。
最初の夜だけミラノ泊、31日の昼ごろにボローニャに着いた。晴れていて穏やかないい天気で、ランチにボローニャ名物のトルテッリーニ・イン・ブロードを食べてから中心街をブラブラして、一旦ホテルで休んで、また夕方街を歩き…と記憶している。
ボローニャのポルティコ(回廊)のイルミは、典型的なイタリアのそれと同じく地味だけれども、シックで、ホッとするような暖かみがある。
歩き疲れて、たまたま通りにあったバールに入ってカッフェ・マッキャートを頼んだ。店の名前は”L’espressivo” だろうか?夫婦でやっているらしく、明るくて清潔感のある店だった。店を出るとき、旅行者の私にも”Bon’ anno!”(よいお年を!)と挨拶してくれた。
(追記)通りの名はvia_G.Oberdan。この店、まだあるかな…
広場にはぞろぞろと市民が集まってきていたが、入れ替わるようにおとなしくホテルへ戻った。カウントダウンの後、夜通し騒ぐ音がホテルまで聞こえてた。蘇る記憶…
いろんな意味で、あの時の自分と今の自分が同一人物だなんて、とても思えない。
今自分が一番欲しいものは、あの頃の、パワー。