日本橋交差点 赤木屋珈琲の記憶(2014年)

たまたま写真を発掘したので投稿。

かつて日本橋交差点に、「赤木屋珈琲」というカフェがあった。社長がコーヒー好きだという、この地の証券会社が運営していたのだ。いわゆるオシャレ路線を狙った店ではないが、店内はこだわりの家具が揃えられていて、コーヒーやフードの品質は上質かつリーズナブルという、いい店だった。

店内から見た日本橋交差点の様子、2014年撮影(日付は今となっては不明。察するに、初夏の時期)。

この頃、「あそこには(交差点反対側の工事中の場所)何ができるんだろう」と思いながら眺めていた。後に、1FにCoofee Bean & Tea Leafが入るビルになったね。このチェーン店、ここんところ迷走しているらしいけど、大丈夫か(確かに改善が必要な点は多々あるが)。

元から期限付きでオープンした店らしい。この店を知ったのが大分後だったので、この後程なくして、近隣のファンに惜しまれつつも店は閉店となった。残念だった。

現在、建物は解体後新築のビルが建ち、張り出したテラス部分に滋賀県のアンテナショップができた。まだ工事中の時期に、テラスの端に小さく「赤木屋」の文字があるのを見たので「もしかして赤木屋珈琲復活か!?」とぬか喜びしたが、違った(2度目の失意)。「赤木屋ホールディングス」が貸し出しているみたいだ。

その時の投稿

日本橋〜京橋界隈再開発の様子と赤木屋珈琲(2017年1月)

店内には焙煎機もあった。コーヒーの販売もやっていたんだ。

閉店にあたって、継続や復活を望む声も当然あったが、赤木屋社長さん( or 会長)は、チェーン店や専門店との競争は熾烈で勝算の見込みが薄い、コーヒー事業の復活は考えていないと表明していた。

コーヒーブームがいい店を駆逐することになるなんて、皮肉なことだ。残るべきなのは、こういった店なのに。

 

店を出て、室町方面へと歩いた。この写真を見る限り、気持ちいいお天気だったんだろうな。

そして最近、日本橋川上の高速道路は地下化が決定した。

日本橋上の首都高速地下化ルート決定 半世紀にわたる地元の撤去運動実を結ぶ

私も福徳神社に置かれていた嘆願書にサインした。この頃は「この高速がなくなったら、日本橋の風景はどんなに素晴らしいだろう」と儚い希望を抱いていたが、それが現実のものとなりつつある。

 

どうか、高齢の親が元気なうちに、高速道路がない日本橋の風景を見れますように。