RWC2019 – ラグビーのまち調布(になるかもしれない) 観光ガイド

東京都調布市が、「ラグビーのまち調布」になるかもしれない。

「なるかもしれない」と控えめな言い方なのは、今回のラグビーワールドカップで会場となる東京スタジアムが位置しているのと、東京都運営のファンゾーンが調布駅前広場で開催されているという要素があるにはあるけど、もともと調布でラグビーが盛んだったわけではないので。ラグビーチームを2つかかえていて伝統的にラグビーが盛んなお隣の府中市と違って、胸をはって「ラグビーのまち 調布」と言い切るのは気がひける。

それでもラグビーワールドカップ大会開催中、多くのラグビーファンが調布を訪れている。日本の地方からも、地球の反対側からも。さまざまな国のユニフォームを着た人たちが、家の近所を歩いているのを目にするのは不思議な気持ちです。それまで考えられなかったことですよ、世界が、このパッとしない調布に来てくれるなんて。

そこでハッとした。地元すぎて自分にとっては当たり前だった街のスポットやお店も、他所から来た人には未知の世界であり、「知らないから知りたい」という人もいるんじゃないかと。

前回投稿でファンゾーン調布についてはかなり辛辣に批評してしまったけど、調布を訪れる予定のラグビーファンの方々に、少しでも調布を知ってもらいたい。ファンゾーン以外のスポットも見てもらいたい。

ファンゾーン東京(調布)の感想を赤裸々につづった投稿は以下

RWC2019 – ファンゾーン東京(調布会場)の感想など

ということでいきなりですが勝手に私的調布ガイドしようと思います。個人的にファンゾーン内のキッチンカーが高い・まずいで腹が立ったので、ゾーン外のおすすめ飲食店中心に書きます。ラグビー観るのが目的だから食いもんは適当でいい、という人も多いでしょう。しかし、もし「せっかく普段来ない街に来たんだからここにしかない美味しいものが食べたい」という方がいたら、ぜひ読んでいただきたい。

ラグビー目的で訪れる人は時間に余裕もないだろうから、ゆっくり観光していられない事情は察します。それでも、もし朝のうちに調布に到着できるのであれば、深大寺には足を延ばしてみて欲しい。

深大寺、青木屋 天ぷらそば

調布駅前からバスで15分程度で、武蔵野の豊かな水と緑に囲まれた古刹・深大寺に到着する。風情ある参道の規模は小さいけど、時間のない観光客には逆に都合がいいかも。ここまできたらせっかくなので付近のお蕎麦屋さんで深大寺そばを食べていってください。屋外やテラス席などの風情ある店舗もいくつかあります。夕方からの試合なら、この後調布駅にもどってファンゾーンを冷やかしてから東京スタジアムに向かっても十分間に合うはず。

お昼くらいに調布に到着予定であれば、調布駅付近でお蕎麦はどうでしょう。調布ははっきり行って光るお店がまだまだ少ないですが、お蕎麦屋さんはおすすめできる店があります。調布で蕎麦といえば深大寺蕎麦が有名ですが、駅の近辺にも、深大寺そばとは別系列の美味しいお店が3軒ほどあるんです。

ひとつは、珍しい出雲蕎麦を提供する「八雲」。人気店でかつ座席が少なく行列必須なので、開店直後を狙うといいでしょう。写真は3色割子そば(1200円/税込)。トッピングは数種類から選べる。暖かい蕎麦も美味しい。

八雲と同じ通りを奥に進んだ右手に、「はらだ」がある。ここも本格手打ち蕎麦の店で、酒のあても豊富。写真は温かいつけ汁のけんちん蕎麦。上品で都会的な蕎麦です。

写真はないけど、他に駅近の天神通り入り口付近には「しみず」がある。こちらでも本格手打ち蕎麦が食べられる。ランチタイムに軽くすするのもよし、観戦後のディナーに蕎麦コースもよし。ディナータイムなら天神通りには焼き鳥、餃子、牛タン、博多系の居酒屋が多数並んでいるのでそちらでも。(わたし自身はそっち系のお店に関心なし)

ちなみに天神通りは調布市にゆかりのある漫画家水木しげる先生の、「ゲゲゲの鬼太郎」オブジェが点在しています。天神通りは布多天神神社の参道でもあり、甲州街道を越えてズンズン歩くと布多天神神社があります。この布多天神神社もアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」に登場します。鬼太郎好きな人は行ってみてください。って、鬼太郎ファンならチェック済みだろうけど…。鬼太郎といえば、西調布方面の京王線線路跡地に鬼太郎広場もあります。

ラーメン派なら、東口のラーメンストリートへどうぞ。…って、私は一回も利用したことないけど。ちなみに先日のフランス対アルゼンチンの試合があった夜、調布発祥の餃子チェーン店「ダンダダン酒場」の店先で、フランス人らしきカップルがビールを傾けていました。こんな光景を目にすることになるとは、想像もしなかったですよ。

他、気楽にランチするなら駅ビルのトリエ京王調布5Fのレストラン街ですかね。チェーン店ばかりなので調布でなくても食べれますが。写真は「洋食亭 ブラームス」の巻きオムライス。食べたのは実はだいぶ前だけどおいしかった。とんかつはまい泉。

駅前だとパルコ7Fにダイニングフロアがあるんですが、ちょうどRWCに重なる期間は改装中でお休みです。1Fの北海道系レストラン Dinning Cafe YOSHIMIは営業中。料理はそれほど特別感はないけど店内の雰囲気がよくてそこそこ美味しい。ただしハンバーグ定食はコスパ悪いと思う。パフェやパンケーキ、コーヒーもあるのでカフェ使いもOK。ラグビー見に来たひとはパンケーキ食べる時間なんてないと思うけど…

気の利いた店でゆっくり楽しみたいならファンゾーンのある駅前広場に面してるスパニッシュの「PEP」、隣のイタリアン「CANTERA」がいいでしょう。上の写真2段目はPEPの店先の立ち飲みコーナー。イングランドサポーターが観戦前に飲んでました。ちなみに家の近所にKENNY’Sというアイリッシュパブがあるんですが、ここの店先も昼間からイングランドサポーターがたむろしてて驚きました!

グリーンホール1Fには老舗フレンチの「Cerisier(スリジェ)」もあります。調布駅近辺で唯一、本格フランス料理が食べられる店と言える。ランチタイムはお気軽セットメニューもあり。未確認ですが、フランス代表の試合があった日にフランスの要人の方々が食事に訪れたという店はこちらかもしれない。

RWC2019 fanzone tokyo, chofu

フランスといえば、ファンゾーンの文化・交流エリアにはフランス農業・食料省のワゴンカーが出店しててチーズやワインなど販売してました。前回投稿でファンゾーン内の出店はさんざんダメ出ししましたが、こちらは洒落ていて素敵だと思います。

他にも書きたいことはたくさんあるんですが、時間がないので思うように書けません。それでも、地元民としてはラグビー観戦のために遠くから調布を訪問してくれた人々の滞在に、少しでも記憶に残る彩りを添えられたらうれしいです。