蓼科 芸術の森 彫刻公園の魅力 その2

前回に引き続き、蓼科芸術の森 彫刻公園の魅力を語りたい。今回は森の中へ。

1回目

蓼科 芸術の森 彫刻公園の魅力 その1

前回UPした写真はほぼ芝生広場のもの。しかし明るく開放的な芝生広場の奥には原生林の趣を残す深い森があり、そこにも彫刻作品が数多く展示されている。

森の入り口にはこんな噴水がある。噴水のてっぺんにも彫刻があり、そこまで登ることができる。苔とシダに覆われた鬱蒼としたコースを歩いていくと…

森に入り込んで、登り坂の通路から見たところ。こんな具合になっているのだ。

噴水の水は山の清流を取り込んだもの。水の音が清々しいのです。

散歩コースは結構広くて、全部歩くときつそうだったので一部しか歩いていない。2泊していてもなかなか時間が取れないものだ。いや、年齢にもよるだろうけど…。

晴れた日の様子はもちろんすばらしいが、曇りや雨の日だって、その時しか感じ得ない魅力がある。ここでは、季節や天候、時間帯によって様々に移り変わるその景色も含めてアートなのだ。

花は谷間の時期であまり見れなかったけど、園内を流れる小川のほとりに、こんなサクラソウ?の群生があった。

彫刻の奥には蓼科湖を望む。この公園の素晴らしさを一言で表すならば、豊かな自然と彫刻群の一体感だ。高原の風、苔むした石、森の木々の匂い、清流のせせらぎの音、そういった自然の要素も含めて全てがアートなんだ。日本のみならず、世界に誇れるすばらしい芸術公園だと思った。

この公園は1989年とバブル真っ盛りの時期に誕生し、所有するホテルが閉鎖するまで有料施設だった。21年前に訪問した時はまだそういった資本の匂いに覆われていたこともあって、あまり魅力を感じなかったのかもしれない。

公園の所有者が変わり歳月を経て、園内からはギラギラした資本の匂いが消え、素直に気分がいい場所になった。彫刻たちからもバブルの匂いが消え、代わりに自然の息吹を吹き込まれたように見えた。

一時の賑わいが消えた蓼科であるが、ここはやはりより多くの人が訪れてしかるべき場所なのだ。