大阪屋砂場の白子蕎麦が食べたくて12月30日に虎ノ門に行ったら、定休日で閉まってた。年末で曜日の感覚が狂ってて、日曜日だということをすっかり忘れてた…。
ではアンダーズ東京のカフェでお茶してみるか、と、虎ノ門ヒルズへ向かう。
…しかし実は、私はヒルズが嫌いである。六本木ヒルズに表参道ヒルズ、どちらも1回か2回しか足を踏み入れていない。どうもヒルズは、「場」の雰囲気がよろしくない、居心地が悪いのだ。風水方面でちょっと調べると、色々と問題があるらしく「やはりね」と思う。
虎ノ門ヒルズも然り。できた当初行ってみたが、2Fお手洗いの設計がダメダメで、外側からドアを押すと中で並んでいる人にドアがぶつかってしまう。なんでこんな素人じみた、危険な設計にするんだ。エントランスに展示された韓国人アーティストによる書のアートや裏の広場に設置しているオブジェも、センスがいいとは思えない。
とりわけよろしくないのがこういうところ。正面から裏手の広場に向かう途中にある庭園が荒れていた。強風で枯葉がたまってしまうのは仕方ないにせよ、それがなくても荒れていて、殺伐としている。人は、気持ちがいい場所を訪れたいと思うもの。いくらラグジュアリーだのエグゼクティブを気取ったところで、庭の手入れを怠っているようではダメなのだよ。
その点、風水を取り入れている三井ビルディングが手がけているのはやはり居心地がいいビルが多く、色々な面でヒルズとは異なります。
思いっきりdisってますが、アンダーズ東京1Fにあるペストリーショップは開放的な雰囲気で悪くない。クロワッサン、カフェラテ、エクレア(small)を注文し、会計を済ませる。注文後は席に持ってきてもらえる。
クロワッサン(220円)が予想外に美味しくて驚いた。サクサク & フワフワ感のバランスが素晴らしい。でもカフェラテ(700円)はいまいちな出来。他のドリンクをオーダーした方がよさそうだ。エクレアS(200円)は小さすぎて味がよくわからない。次回利用することがあったら普通サイズにしよう。
金刀比羅宮の裏手の向こう側は霞ヶ関、ということをこの日に知ったので、誰もいない霞ヶ関をちょっと散策してみた。(もの好きなので…)
霞ヶ関ビルディング他のビル群がまとまって複合施設みたいになっている場所があり、2Fに行く階段があったので登ってみた。上はこんな感じの広場になっているが、何せ12月30日なので誰もいない。もう独り占め状態。こういう、人気がないビル街の風景って非現実的な感じがして結構好きなんだよね。
飲食店のテナントがそこそこ入っていて、この日は閉まっていたが宮越屋珈琲もあった。
それにしても写真じゃわからないけど強風がすごくて、適当なところで退散することにした。
歩道橋の上から。
この左手のビルは商船三井ビルで、1F(半地下?)には九段下のビストロ Le Petit Tonneau(ル・プティ・トノー)の支店があった。
虎ノ門店はここだったのか〜、とまた新たな発見。九段下店では何度か美味しいランチを食べさせてもらった。いつかこちらの店にも行ってみようかな。
九段下店でのランチ